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脳卒中を予防するには
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脳卒中の予防で大切なことは、ズバリ! 高血圧を防ぐことです。血圧が高いことは、身体のさまざまな部分に影響を与えます。 |
ほかにも高脂血症、糖尿病、肥満などが挙げられますが、これら4つは『死の四重奏』といわれ、注意が必要とされています。これらはすべて動脈硬化に関係が深く、動脈硬化は脳卒中を引き起こす重要な原因とされています。『死の四重奏』のうちひとつでも発症していた場合、動脈硬化の発症率は5〜6倍となり、4つの条件がすべてそろっている場合発症率は35倍にもなるといわれています。 |
では、この『死の四重奏』を防ぎ、動脈硬化を防ぐには、どうしたらよいのでしょうか? |
脳卒中を予防するには、生活習慣の改善がもっとも有効です。
具体的に日常生活の注意点を紹介しましょう。 |
日ごろ自分の血圧を知り、基礎疾患の管理をしっかりとする。
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自分がどのくらいの血圧なのか?普段から知ることも重要です。 |
寒さ、急激な温度変化を避ける。
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寒い時期の脳卒中の発症率は、暑い時期の1.5倍になります。また夜間のトイレ、風呂の脱衣所、温まっていない浴室など、暖かいところから急激に寒いところへの移動は危険です。 |
ストレスをできるだけ避ける。
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日常感じるストレスをなくすことはできないので、早めの気分転換やくよくよ悩まないなど、対処法を考えましょう。
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過労・睡眠不足は避ける。
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過労や、睡眠不足は血圧を高めますので、注意が必要です。 |
便通をよくする。
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排便時の"りきみ"で血圧が上昇します。とくにクモ膜下出血の20%は用便中に起きています。便秘にならないようにしましょう。 |
バランスのよい食生活を送る。
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もっとも注意すべき点は塩分の量です。塩分を過剰に摂取すると血圧が上昇し、さらに血管壁が厚くなります。1日10g以下、高血圧の人は7gを目標にしましょう。また、どのような食材が脳卒中によいのかはこちらで紹介しましょう。 |
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こまめな健康診断を。
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動脈硬化は自覚症状もほとんどないまま進行していきますので、健康診断での早期発見が大切です。 |
以上のような点に気をつけ、生き生きとした生活を送ることができれば、脳卒中を防ぐことができるはずです。 |
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