生薬	効能・効果
	ロバ、ウシなどの皮を水で煮て製したニカワ。コラーゲンを含み、止血、強壮薬として用いる。
	キンポウゲ科センニンソウなどの根と根茎。鎮痛作用。
	キク科カワラモヨギの花穂。利胆、肝障害改善作用
	セリ科ウイキョウの果実。健胃、去痰作用。
	マメ科キバナオウギ、ナイモウオウギなどの根。止汗、利尿、強壮作用、末梢血管を拡張させ、血圧降下作用がある。
	シソ科コガネバナの根。消炎、解熱、利尿作用のほか、抗アレルギー作用、肝障害予防。
	ミカン科キハダ又は仲間の樹皮。健胃、消炎、整腸作用のほか、打撲傷、神経質などに作用がある。
	キンポウゲ科オウレンの根茎。鎮痛、下痢止め、抗炎症、抗消化性潰?、血圧降下、動脈硬化予防。
	キンポウゲ科ハナトリカブトなどの塊根。新陳代謝の促進、強心、鎮痛、抗炎症、血管拡張作用などに利用。
	タデ科ツルドクダミの塊根。強壮、緩下剤などに利用。
	マメ科クズの根。発汗、解熱、消化管運動亢進作用、血圧効果など循環器系の作用。
	ショウガ科ショウガの根茎。生の古根を生姜、皮をはいで乾燥したものを乾生姜、蒸してから乾燥したものを乾姜。解熱、鎮痛、せき止め、抗けいれん、抗炎症作用などに利用。
	ゴマノハグサ科アカヤジオウの根。生が生地黄、乾燥させたものが乾地黄、蒸して乾燥させたものを熟地黄という。血糖降下、血液凝固抑制、利尿作用などに利用。
	マメ科カンゾウの仲間の根。鎮痛、せき止め、抗消化性潰瘍、胆汁排泄促進など広く用いられる。
	キキョウ科キキョウの根。排膿、去痰、せき止め、鎮痛、解熱、末梢血管拡張などに利用。
	ダイダイ、ウンシュウミカンなど、ミカン科植物の未熟果実。健胃、下痢止め、去痰、排膿薬などに利用。
	キク科キクの頭花。解熱、解毒、鎮痛、消炎薬などに利用。
	ミカン科コウジなどの成熟果皮。健胃薬などに利用。
	セリ科シシドウの根。発汗、鎮痛薬などとして利用。
	バラ科アンズの種子。せき止め、去痰作用、便通を良くする作用。
	クスノキ科ニッケイと、その同属植物の樹皮。解熱、鎮痛、末梢血管拡張、抗アレルギー、利尿作用など。
	キク科ベニバナの管状花。血流量増加作用など。
	カヤツリグサ科ハマスゲの根茎。抗炎症、鎮痛、子宮弛緩作用などがあり、婦人病に用いられる。
	モクレン科カラホヤやホオノキの樹皮。筋肉の硬直やけいれんを緩和。
	ヒユ科ヒナタイノコズチなどの根。月経促進作用など。
	キク科ゴボウの果実。消炎、解毒、排膿作用など。
	ゴマ科ゴマの種子。滋養強壮など。油は軟膏基剤に。
	マツブサ科チョウセンゴミシの果実。せき止め作用。
	セリ科ミシマサイコの根。解熱、消炎、解毒、鎮静、鎮痛薬として多くの処方に使われる。抗消化性潰瘍、肝障害改善作用など薬理作用がある。
	ツバキ科チャの葉を細かくしたもの。興奮作用など。
	バラ科サンザシの果実。消化、下痢止め、鎮静作用。
	アカネ科クチナシとその同種植物の果実。鎮痛、排便促進、胃液分泌抑制、止血作用など。
	ミカン科サンショウなどの成熟果皮。健胃作用など。
	クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子。中枢抑制、抗ストレス作用があり、不眠、多汗などの治療に利用。
	ヤマノイモ科ヤマノイモやナガイモの皮を除いた根茎。滋養、強壮、下痢止め、男性ホルモン増強作用。
	ナス科クコの根皮。解熱、強壮作用など。
	ムラサキ科ムラサキの根。解熱、解毒、消炎作用など。
	ボタン科シャクヤクの根。漢方処方にもっともよく配合される生薬のひとつ。鎮静、けいれん止め、鎮痛、末梢血管拡張、抗炎症、抗アレルギー、免疫活性化、抗消化性潰瘍、胃腸運動促進、筋弛緩作用など。
	オオバコ科オオバコの種子。消炎、利尿、下痢止めなど。
	キク科オケラの根茎。蒼朮と白朮がある。いずれも体内の水分代謝を正常に保つはたらきがあり、健胃利尿薬として利用される。血糖降下、抗消化性潰瘍作用など。
	キンポウゲ科サラシナショウマの根茎。消炎作用など。
	モクレン科コブシなどのつぼみ。抗アレルギー作用。
	小麦粉などを練り、菌類を生じたもの。健胃作用など。
	セリ科センキュウの根茎。補血、強壮、鎮痛、鎮静薬として利用。婦人病に多く用いられる。筋弛緩、抗血栓、末梢血管拡張、免疫活性化作用など。
	セリ科ノダケなどの根。鎮痛、解熱、抗炎症作用など。
	スイレン科コウホネなどの根茎。鎮静作用など。
	クワ科クワの根茎。鎮痛、抗炎症、血圧降下作用など。
	シソ科シソの葉。健胃、利尿、発汗、せき止め作用など。
	タデ科ダイオウ属植物の根茎。強壮体質者の排便促進剤に利尿。消炎、鎮痛、血中尿素窒素低下作用など。
	クロウメモドキ科ナツメの果実。滋養、強壮、鎮静薬などとして、多くの処方に配合。抗アレルギー、抗消化性潰瘍、抗ストレス作用などが。
	オモダカ科サジオモダカの塊茎。肝脂肪蓄積抑制、コレストロール血症改善、尿毒症改善作用など。
	フトモモ科チョウジのつぼみ。健胃薬などに利用。
	サルノコシカケ科チョレイマイタケの菌核。利尿作用。
	ミカン科ウンシュウミカンなどの成熟果皮。芳香性精油成分に胃液分泌促進、胃腸運動亢進、抗炎症などがあり、健胃薬などに用いられる。
	サトイモ科テンナンショウ属の塊茎。去痰、鎮痛作用。
	ラン科オニノヤガラの塊茎。鎮静、鎮痛薬として利用。
	ユリ科クサスギカズラの根。せき止め、利尿作用。
	ウリ科トウガの種子。免疫活性化、抗腫瘍作用など。
	セリ科トウキの根。婦人病の妙薬として、多数処方される。鎮痛、解熱、筋弛緩、鎮静、抗腫瘍、血圧降下など多くの作用がある。
	バラ科モモの種子。抗炎症、血液?固抑制作用など。
	トチュウ科トチュウの樹皮。鎮静、血圧降下作用など。
	ウコギ科オタネニンジンの根。疲労回復、抗ストレス、免疫活性化、抗胃潰瘍、血圧降下、血糖降下作用など。
	ユリ科アミガサユリの鱗茎。せき止め、去痰作用など。
	イネ科オオムギの発芽種子。健胃、消化薬として利用。
	ユリ科ジャノヒゲなどの根。せき止め、消炎作用など。
	シソ科ハッカの葉。発汗、解熱、健胃作用など。
	サトイモ科カラスビシャクの塊茎。水分の代謝障害の改善作用があり、多くの処方に配合される。吐き止め、鎮痛、せき止め、免疫活性化、抗消化性潰瘍作用など。
	ユリ科オニユリなどの鱗茎。消炎、せき止め、鎮静効果。
	バラ科ビワの葉。去痰、せき止め、吐き気止め作用、健胃薬に利用。
	ヤシ科ビンロウジの種子。健胃、消化、駆虫薬に利用。
	サルノコシカケ科マツホドの菌核。利尿、強壮、鎮静薬として利用。抗胃潰瘍、血糖降下、血液凝固抑制、免疫活性化作用など。
	天然の含水硫酸ナトリウム。緩下、利尿作用など。
	セリ科ボウフウの根。発汗、解熱、鎮痛薬として利用。
	ボタン科ボタンの根皮。消炎、鎮痛、鎮静作用など。
	イタボガキ科の貝殻。鎮静、制酸、利尿薬として利用。
	マオウ科マオウの仲間の地上茎。解熱、発汗、鎮痛、せき止め、血圧降下、血糖降下作用など。
	クワ科アサの果実。緩下剤に利用。血糖降下作用も。
	アケビ科アケビなどの茎。利尿、抗炎症、抗コレストロール作用など。
	キク科モッコウの根。鎮痛、下痢止め作用など。
	シソ科メハジキの開花地上部。婦人病薬に利用。
	イネ科ハトムギの種子。利尿、排膿、消炎作用など。
	ムクロジ科リュウガンの仮種子。滋養強壮薬に利用。
	大型哺乳類の化石化した骨。けいれん止めに利用。
	リンドウ科トウリンドウなどの根茎。健胃作用など。
	ショウガ科リョウキョウの根茎。健胃、鎮痛作用など。