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脳卒中にならないための食材
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脳卒中の予防は、高血圧、動脈硬化にならないように注意することです。 |
コレステロールが少なすぎると脳出血が起こりやすくなります。しかし、多すぎると脳梗塞の危険があります。高脂血症の心配がなければ、動物性のタンパク質(肉類・卵)もしっかりとったほうがよいでしょう。 |
高血圧、動脈硬化は、ともに塩分のとり過ぎや、脂肪分のとり過ぎによる肥満などが主な原因となっています。食事に気を遣えば脳卒中は予防できるといえるでしょう。 |
では、脳卒中に効果的とされる食材をいくつか紹介します。 |
サバ
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【解説】 |
サバの脂肪にはEPAとDHAが多く含まれていますが、これらは動脈硬化や脳卒中に効果があります。また脂肪分は、不飽和脂肪酸が主成分で体によい脂とされています。サバにはビタミンEも含まれているため、不飽和脂肪酸が酸化することもないので、安心して食べることができます。 |
【お得な情報】 |
日本近海には、秋の真サバと夏のごまサバの2種類が生息しており、それぞれ旬のおいしさを味わうことができます。
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サンマ
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【解説】 |
サンマにはEPAやDHA、ビタミンAとビタミンB12、また良質のタンパク質が多く含まれています。EPA、DHAはサバと同様、高血圧・動脈硬化に効果的です。またビタミンAは、眼精疲労やガンの予防に効果的とされています。サンマはアミノ酸価100と、効率のいいタンパク質も摂取できます。 |
【お得な情報】 |
光沢があり、身がしまっていて、よく太っているものを選ぶことが大切です。口先と尾の付け根が黄色いものは脂がのっているのでおいしいはずです。 |
納豆
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【解説】 |
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、制ガン作用、強壮効果があり、また血液を固まりにくくします。血管をキレイにするリノール酸も含まれていますし、大豆よりも多く含まれるビタミンB群は動脈硬化によいとされています。 |
【お得な情報】 |
大豆は肉よりも脂質が少なく、良質のタンパク質を多く含んでいます。またリノール酸や、サポニンも含まれていますので、不飽和脂肪酸の酸化という心配もありません。
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コンブ
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【解説】 |
ビタミン、ヨウ素、カリウム、カルシウムなどが含まれる、薬効の高い食材です。ヨウ素は新陳代謝を活発にしますし、コンブに含まれるラミニンという成分は血圧を下げるのに効果的で、とくにカリウムとの相乗効果で高血圧に効果的です。 |
【お得な情報】 |
コンブの種類
- 真コンブ: 昆布の最高級品であり、尾札部が特産。とても上品な甘味をもち、噛めば噛むほど特有の甘味が出る。
- 利尻コンブ:黒褐色で真コンブよりも硬い感じがする。真コンブに次ぐ高級品。ウマ味は真コンブよりも薄いが、塩味がかかっていておいしい。
- 三石コンブ・日高コンブ:緑に黒味を帯びた色で、一般的な品。利尻コンブほど甘味はないが、ほどよい味がある。煮えやすい。
- 利尻えながおにコンブ:黒褐色で羅臼を中心に採れる高級品であり、羅臼コンブともいう。味はよい。
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蛎(カキ)
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【解説】 |
鉄、銅、亜鉛、マンガンなさまざま々な成分が多く含まれます。ほとんどの糖質はグリコーゲンで効率よくエネルギーに変わり、肝臓の機能を高めるのに効果的です。カキのタウリンには血圧上昇を抑える働きがあり、また網膜の発達や、視力の回復にも有効です。 |
【お得な情報】 |
カキの貝殻を乾燥させた生薬、牡蛎(ボレイ)には免疫賦活作用があり、また胃酸過多や、精神安定、高血圧からくる不眠・動悸に効果的ともされています。カキの選び方としては、貝柱が透き通っていて、身に丸みがあるものがおすすめです。 |
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