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動脈硬化病気について知ろう
動脈硬化の予防法

動脈硬化の危険因子は様々ありますが、そのなかでも大きな影響を及ぼしているのが活性酸素とLDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールです。これらふたつが結びつくことによりって悪玉コレステロールが酸化し、動脈硬化を助長する結果を招きます。そこで、これらが結びつくことを妨げられれば、動脈硬化の予防に繋がります。
つまり、活性酸素と悪玉コレステロールが結びつく前に、活性酸素と結びつく成分があればいいのです、その役割を果たしてくれるのがポリフェノールです。

ポリフェノール

花びら、果実の皮や種、茎など、光合成を行う植物に存在します。ポリフェノールは種々様々な色彩の花びらを作る成分であり、昆虫などの外敵によって分泌された毒を無毒化させる抗酸化物質です。
ポリフェノールとは、化学構造中にフェノール水酸基が3個以上含まれる物質の総称で、約4000種類あります。では、代表的なポリフェノールがどんな食品に含まれているかをみてみましょう。
  • フラボノイド:緑茶、ブドウ、ナス、ソバ
  • カテキン:緑茶
  • タンニン:カキ、緑茶、赤ワイン
  • ケルセチン:赤ワイン、ココア、タマネギ、ブロッコリー
  • アントシアニン:ブルーベリー、イチゴ、ナス
  • イソフラボン:大豆、そら豆などの豆類
赤ワインをよく飲んでいる欧州の人たちは喫煙率も高く、また肉やバターなどの動物性脂肪をたくさんとるので、動脈硬化を誘発させる因子が高いことがわかります。しかし、アメリカなどに比べると動脈硬化が進行した脳卒中や心筋梗塞の割合がはるかに少ないデータがあります。日本人も緑茶を多く飲んでいますが、脳卒中や心筋梗塞などは赤ワインを飲んでいる地域の人々に比べるとまだまだ多いのが現状です。それはなぜでしょうか?じつは、赤ワインには緑茶の4倍もの抗酸化作用があるからなのです。

※注意
ポリフェノールの摂取に関して、赤ワインからとるのも有効だといえますが、健康保持のためであれば、まずは広く野菜類からとるのがいちばんだといえるでしょう。また、アルコールの取りすぎは禁物で、1日ワイングラス2杯程度が適量です。実際、フランス人には動脈硬化は少ないですが、肝硬変、膵臓病での死亡率が世界でもっとも高いので、赤ワインがお好きな方は十分ご注意を。

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