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今回は4種類もの薬膳を使った、「薬膳ティー」をご紹介します。
頭痛の他にも冷え性・花粉症予防・ストレス解消・むくみ改善・疲労回復・肥満防止・血圧調整・老化防止・
風邪予防・お通じに効果を期待できます。 |
蘇葉(そよう) |
50g |
菊花(きくか) |
50g |
決明子(けつめいし) |
50g |
枸杞子(くこし) |
50g |
1.急須に茶葉大さじ1〜2杯を入れ、熱湯を注ぎ1〜2分蒸らしてから飲みます。 |
2.やかんに沸騰した熱湯6カップ(やかんに半分程)に、茶葉大さじ2〜3を入れ静かに 煮返る火加減で2分煮だし、こしてポットに移します。 |
蘇葉(そよう) |
シソ科のチリメンジソの葉を乾燥したものです。
茎は「蘇梗」(そこう)、種子は「蘇子」(そし)といいます。
食味=辛 食性=温
用途: 血行促進・発汗・鎮咳・鎮痛作用・魚肉の解毒作用があります。
また香り成分のペリルアルデヒドには安眠効果があります。 |
菊花(きくか) |
キク科のキクの頭状花 食味=甘 食性=平 用途: 解熱・頭痛鎮静作用・血圧降下作用・動脈硬化症・高コレステロール症に良いです |
決明子(けつめいし) |
マメ科のハブソウの類の種子で、日本産はエビスグサの種子。
ともにアバ茶として茶の代用とします。
食味=甘・苦 食性=寒
用途:強壮・利尿・便秘・疲れ目・目の充血に良いです。
血圧降下・コレステロール低下に効果があります。 |
枸杞子(くこし) |
ナス科のクコおよびナガバクコの成熟果実
食味=甘 食性=平
用途:強壮薬として疲労・無気力・頭痛などに用い、目の疲労に良いです。
ベータカロチン、ビタミンB・C群や鉄・マグネシウム・亜鉛など15種類以上の微量元素を含みこれらの成分が肝臓の働きを高めます。 |
東洋医学では目と肝は密接なつながりがあると考えられています。
クコの実、菊花に含まれるビタミンB・C・E群等の豊富な抗酸化ビタミン類やシソの血行促進
作用により肝機能を整え、目力アップに効果的です。
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