●肝臓ガンについて●


肝臓は体内最大の臓器です(成人で800〜1,200g)。この肝臓を構成する主な細胞を肝細胞と呼びます。また肝臓の中にあり、胆汁を総胆管に運ぶ胆管を構成している細胞を胆管細胞と呼びます。

肝臓ガン(肝ガン)は、原発性肝ガンと転移性肝ガンに大別されますが、さらに原発性肝ガンは肝細胞ガンと胆管細胞ガン、幼少時に発生する肝芽種などに分類されます。肝細胞ガンは肝細胞から発生したガンで、原発性肝ガンの90%以上を占めます。普通、肝ガンといえば肝細胞ガンを指します。

肝臓ガンと関係があると言われている、C型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルスによる「ウイルス性肝炎」に感染すると、「慢性肝炎」から「肝硬変」へ進行し、さらに肝臓ガンを発症する場合があります。これは肝臓ガン全体の約80〜90%を占めています。ただし、ウイルス性肝炎の人すべてが肝臓ガンになるわけではなく、肝炎を患ってもそのまま治る場合もありますし、感染しても症状が出ない場合もあります。

また、種実類や穀物に発生する黄色いカビの「アフラトキシン」など、肝炎とは無関係に肝臓ガンを発症させる発ガン物質もいくつかあり、大量に摂取すると肝臓ガンになることがあります。

・抗ガン漢方薬について
最近、ガン治療法の選択肢の一つとして、漢方(中国)医学と西洋医学の長所を取り入れた 「中西医結合医療」というのが、日本はもとより、欧米の医学界から注目されている。なかでも、漢方医学で注目されているのが、 ”薬草の宝庫”長白山の生薬を中心として、最新の科学技術で処方された抗ガン漢方薬の「天仙液」が話題となっている。 臨床試験のデータや体験談なども豊富で、香港の製薬会社から全世界に供給されているというのだ。

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