●口腔ガン・咽頭ガンについて●


口腔や咽頭にできるガンは、その大部分が粘膜表面の重層扁平上皮に発生します。 誘因として挙げられているのが、不衛生、喫煙、飲酒、歯牙の不正、不適合な義歯による慢性的な刺激などです。

口腔ガンの90%以上が粘膜表面の扁平上皮が悪性化したものですが、歯肉や硬口蓋では、腺ガン、悪性多型腺種など腺系のガンも見られます。 発生部位に分けると、舌ガン、舌辺縁部で発生しやすく、若年層にもよく見られます。

歯肉ガン、発生した部位により下顎歯肉ガン、硬口蓋 ガン、顎骨中心性ガンなどに分類されます。悪性リンパ腫、悪性黒色腫も見られます。舌ガンに比べると高齢者に多いようです。 咽頭ガンは上、中、下それぞれの部分に分けられています。

上咽頭ガンは日本人にはまれだとされていますが、口を開けても見えない部分なので 発見が遅れることがあります。また、中咽頭ガンも比較的日本ではまれだと認識されています。日本人患者の過半数を占めているのが、口蓋扁桃に 発生する扁桃ガンです。

下咽頭ガンの場合、ある程度大きくならないと症状が出ない部位であり、リンパ節に転移しやすい特徴があります。 男性のほうが多く発生しているのですが、輪状後部に発生するガンは女性に多く見られます。 鉄分が欠乏することによる貧血が関係していると思われます。

・抗ガン漢方薬について
最近、ガン治療法の選択肢の一つとして、漢方(中国)医学と西洋医学の長所を取り入れた 「中西医結合医療」というのが、日本はもとより、欧米の医学界から注目されている。なかでも、漢方医学で注目されているのが、 ”薬草の宝庫”長白山の生薬を中心として、最新の科学技術で処方された抗ガン漢方薬の「天仙液」が話題となっている。 臨床試験のデータや体験談なども豊富で、香港の製薬会社から全世界に供給されているというのだ。

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